菜園日記:女房床屋(2)

新型コロナウイルスが蔓延してから、2か月に1回行っていた市内の床屋、3月から行くのを止めている。感染のリスクがあるものは、極力控えることとしている。

(女房床屋のハサミと櫛)

その代わりとして菜園おばさんに急ごしらえの床屋になってもらっている。息子たちが子供のころは、菜園おばさんが子供の頭をカットしていた。

当時に使用していたハサミが残っていたのでそのハサミを利用する。また刈った髪の毛を回収する円形の用具を購入した。正月を迎えるための散髪を依頼する。

リビングにシートを敷き、椅子に座る。首に手ぬぐいを巻き、切り取った髪を受ける円形の用具を頭から被る。あとは菜園おばさんが、丁寧に刈っているのをじっと見守る。

刈り取った髪の毛は、黒い毛と白い毛が半々程度である。78歳にしてはまだ黒い毛があるのでホットする。後何年すると全て白髪になるのだろうか。

12月18日のコロナの感染者は千葉県150名、東京664名、全国で2837名と名と危機的状況であることをTVでのモーニングショウが報じている。

勝負の3週間は感染拡大で終わった。政府や自治体は具体的な対策を打たなかったので、当然の結果である。政府は12月28日から1月11までGO―TOトラベルを中止した。

国会も閉会し総合的対策もない無策が続いている政府、余りにも遅い対応である。年末から正月にかけ、感染者はもっと増えるだろう。

大都市圏は医療崩壊が始まっていると言われる。国や行政の対策を待っている暇はない。急病にならないように注意し、自分自身で「うつらない」、「うつさない」を実行してゆくしかない(2020年12月19日作成)

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