菜園日記:正月用餅つき(1)

毎年群馬県沼田市の実家に幼馴染4名が集まり、正月用餅つきを行っている。12月24日、餅つきの準備作業として「米研ぎ」と「ほとばし(水に浸す)作業」を行う。

1.正月用餅つき(1):米研ぎとほとばし

12月24日、沼田市の実家に出掛け餅を搗くための準備作業である「米研ぎ」と「ほとばし(水に浸す)作業を行う。

(米を笊に入れ手で研ぐ)

米研ぎの目的は、米の表面に付着している米糠や混在しているゴミや稗の実などの異物を取る除く作業である。きれいな餅にするための作業である。

(笊にあけ水を切る)

研いだもち米を水に浸す「ほとばし」は、もち米に水を含ませ柔らかくする、そしてもち米の内部に熱を伝え易くする。幼馴染(74~78才)の男性3名で各作業を分担する。

先ず台秤、計量容器1個、米研ぎ用樹脂製桶2個、米研ぎ用樹脂製ザル2個、水切り用ザル2個、研ぎ終わった米を水に浸すバケツ18個を準備する。

台秤で4.2kgのもち米を計量し米研ぎ用樹脂製ザルに入れる。ザルを米研ぎ用樹脂製桶に入れ塩素殺菌をしていない水道水を米が浸るまで投入する。

ゴム手を着けた両手で優しく米を研ぐ(ゴシゴシ研がない)。ゴミなどの異物を見つけた場合は取り除く。米研ぎ用樹脂製ザルを持ちあげ、白濁した桶の水を流す。

米研ぎ操作を3回繰り返し、樹脂製ザルに残った洗米は竹製ザルに移し水を切る。水を切ったもち米はバケツにあけ、倉庫に仮置きする(異物混入や凍結防止のため)。

ほとばし時間が大凡10~16時間となるように、水道水を仮置きしたバケツに入れ米をほとばす。ゴミが入らないようにバケツを紙で覆う。

朝10時から作業を始め、13時までに13臼を行う。軽量は最年長のSさん、米研ぎは菜園おじさん、ほとばしは菜園おじさんの弟が担当する。

利根・沼田地方も朝から晴れ、風もなく絶好な米研ぎ日和であった(2019年12月26日作成)。

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