印西市の高台には水源が無く、菜園に利用する水は雨水集水装置で集めた雨水と風呂の残り水を利用している。菜園には3基の雨水集水装置を設置し利用している。
(頑丈な割竹で屋根をつくる)
昨年の台風の強風で第二雨水集水装置が破壊された。塩化ビニール製の並板を屋根にした簡単な構造なので新設することとした。
第二雨水集水装置は第一雨水集水装置と同じ真竹の杭と太い割り竹を屋根材に使用する。その特徴として
①篠竹の杭を太い真竹の杭とし、4箇所×3本とする。
➁梁は太い真竹を2本用いる。
③屋根材に真竹の割竹を用いる。多少の雨漏れは我慢する。
④結束バンドには耐久性のある塩ビバンドを用い、8箇所を縛る。
が挙げられる。
全て天然の資材を用いたかったが、結束バンドは耐久性のある塩ビバンドとした。
準備する資材として
①竹杭:直径約5cm×長さ約1.5mの杭12本。
➁竹の梁:直径約6cm×長さ約2.5m梁2本。
③割竹(屋根材):直径約10cm×長さ約1.4mの真竹12本。
④塩ビ製結束バンド:約6m。
を用意する。
真竹をノコギリで所定の長さに切断する。杭は地中に入る先端は鉈で竹槍状に削る。屋根材に用いる割竹は節の部分を鉈で砕き、水が流れるようにする。
先ず4箇所に竹杭をハンマーで打ち込み高さを同じにする。1箇所3本とし中間の杭は低く打ち、梁を乗せる。杭に2本の梁をのせ軽く縛っておく。
梁に屋根材の割竹を出来るだけ隙間が出来ないように並べる。割竹を揃え、二つ割の割竹をのせ3箇所を塩ビ製結束バンドで結束する。
雨水集水は両端以外の節を削り、中心に長方形の穴を開けた二つ割の割竹2枚を水槽の上に並べる。新しい第二雨水集水装置が完成する(2018年1月7日作成)。