菜園日記:節分の豆まき

2月2日は節分、立冬の最後の日である。暦の上では明日から春(立春)となる。今年は寒波が続き今日の最低気温もマイナス2℃である。

(節分の豆まきに用いた炒り大豆)

節分には家や自分の中に隠れている邪気を追い払うために毎年豆まきを行っている。午後4時頃にガラス戸を開け、「福は内、鬼は外」と購入した炒り豆をまく。

近所で豆まきをする家はいない。かなりの大声を出してまく。78歳でもまだ元気である。そして余った豆を頂く、コリコリして美味しいが入れ歯のため少ししか食べられない。

台所では菜園おばさんが「鰯の丸干し」を焼き始める。「家中にイワシの臭いを籠らせ鬼を追い出し、鬼が入らないようにするため」と亡き親父が言っていた。

今は換気扇で鰯から出る臭いを排出するので家中が臭くなることはない。我が家の夕食は、恵方巻きではなく「イワシ」を食べ節分を祝う。

イワシは頭から丸ごと食べるのが、菜園おじさん流の食べ方。菜園ではソラマメ、スナップエンドウ、枝豆、落花生、蔓ありインゲン、蔓なしインゲンと多くの豆類を栽培する。

朝食には豆乳割コーヒー、黄粉を毎日摂っている。大豆製品をたくさん摂取し体の中で邪気が繁殖しないようなにしたいものである(2021年2月3日作成)。

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