毎年病気や寒さに強い株張りシュンギクを栽培している。ズッキーニの跡地（幅１ｍ×長さ２ｍ）にシュンギク（１）を栽培する。８月５日、畝づくりをする。
８月１７日、中葉新菊を播種する。
２．播種（８月１７日）
８月５日、ズッキーニの跡地に１ｍ２当たり苦土石灰１００ｇ、米糠２００ｇを散布し、シャベルで深く耕す。空き地で元肥を混和する。
（播種したシュンギクの種）
元肥として１ｍ２当たり油粕２００ｇ、発酵鶏糞２００ｇを散布する。鍬で２～３回耕し元肥を鋤き込む。レーキで土の塊を打ち砕き、幅１００ｃｍ×長さ２ｍの平畝をつくる。
（３条の播き溝にすじまきする）
８月１７日、中葉新菊を播種する。発芽と生育の揃いをよくするため、約１昼夜水に浸した種を濡れた布に包み、冷蔵庫の野菜室（１３～１７℃）で約１昼夜放置した種を用いた。
（播種後、水をたっぷり施す）
幅９０ｃｍ×長さ２ｍの畝に条間２５ｃｍの３条播きにする。長さ７０ｃｍの角材で幅２ｃｍ×深さ約１ｃｍの播き溝をつくる。
（畝に防虫ネットをベタ掛けする）
発芽処理したシュンギクの種をスジ播きし、薄く土を覆土し角材で押圧する。ジョウロで６リットルの水を散水し、乾燥防止に防風ネットをベタ掛けする。
気温３３℃、深さ５ｃｍの地温は３２℃。シュンギクの発芽温度は１０～３５℃、生育温度は５～３０℃と高温にも強い野菜である。４～５日で発芽するとみている。