毎年ゴボウ(柳川理想)を春・秋の年2回栽培している。栽培のポイントは有機栽培で発生する「やけ症(黒アザ)」防止対策である。
3月4日、春播きゴボウの土づくりを行う。3月7日、深く掘った溝をサツマイモ畑の土で埋め戻す。3月16日、畝をつくる。3月31日、播種する。
4月4日、畝を換気フィルムのトンネルで囲う。4月28日、換気フィルムトンネルを撤去する。5月26日、ゴボウの草勢が強いので追肥は止める。
11月1日、春播きゴボウの収穫を始める。2018年1月15日、真冬の収穫をする。2月25日、全ての春播きゴボウを掘り上げる。
10.全てを掘り上げる(2月25日)
2月25日、全ての春播きゴボウを掘り上げる。寒波が続いているが、ゴボウ畑の土が凍らなくなった。シャベルとバール、Uピンを用意し全てのゴボウを掘り上げる。
(全てのゴボウを掘り上げ貯蔵する)
バールで表土を崩しゴボウの根のありかを確認する。シャベルで関東ローム層に届く深さまで掘り下げる。最後は手で引き抜く。
中位の長さのゴボウ12本を掘り上げる。ゴボウの黒アザを防止するため中耕や土寄せはしなかった。収穫した12本とも黒アザは出来ていない。
畑の空き地に深さ20cm程度の溝を掘り貯蔵する。春播きゴボウの作柄とトピックスは
①作柄は豊作(80%)、中位の長さのゴボウができた。
➁ゴボウのヤケ症(表面に黒アザが出来る)ほとんど出来なかった。
③生育中にアブラムシがついたが、防虫剤(ニンニク・唐辛子・木酢液)で退治できた。
などが挙げられる。