昨年自家製ネギの種を台風の強風で吹き飛ばされてしまった。今年は購入種(深谷黒1本ネギ:サカタ)で栽培する。
2019年1月11日、苗床予定地に草木灰と米糠を散布しシャベルで深く耕す。レーキで平にならす。2月8日、元肥を施し温床をつくる。
2月14日、種の浸水処理(常温)を始める。2月17日、苗床に購入種を播種する。
4.苗床に播種(2月17日)
2月14日、発芽率を向上させるために種の浸水処理を始める。2月17日、長ネギの種を苗床(幅75cm×長さ約3m)に播種する。
(浸水処理した長ネギの種)
浸水処理した種の水をペーパーで拭き取り、新聞紙上に広げ風の当たらない場所で乾燥させる。乾燥しないと指に種が付いて上手く播種出来ない。
4日間の浸水処理(常温)で10~20粒の種が発根している。幅75cm×長さ3mの苗床に長さ70cmの角材で条間約10cm×幅1.5cm×深さ1.5cmの播き溝を6条つくる。
(播き溝をつくりすじ播きする)
株間1~2cm程度を目安として種を播く。播き終ったら篩で篩った畑の土で、1~1.5cm覆土する。覆土した播き溝を角材で強く鎮圧する。
ジョロで約10リットルの水を苗床全体に散水する。播種時の気温は8.5℃、苗床の地温(深さ3cm)は12℃であった。ネギの発芽温度は4℃~35℃と広い。
(不織布を掛けPOフィルムのトンネルで覆う)
発芽適温は15~25℃。苗床に不織布をベタ掛けしPOフィルムのトンネルで覆う。播種後10日程度で発芽すると考えている。
長ネギは草丈が30~50cmになるまで苗床で育苗する。苗の定植は5月中旬から下旬を予定している。