玉ネギの育苗:極早生、紫玉ネギの播種

毎年3品種の玉ネギ(極早生、サラダ用紫玉ネギ、奥州)を栽培している。8月21日、育苗床(幅1m×長さ3m)の土づくりを行う。8月20日、元肥を施し、育苗床をつくる。

9月7日、2種類(極早生、紫玉ネギ)の種を苗床に播種する。

3.極早生、紫玉ネギの播種(9月7日)

8月21日、大玉スイカの跡地(幅1m×長さ3m)に1mあたり苦土石灰100g、米糠200gを散布する。そしてシャベルで深く耕す。

(播種した2種類の玉ネギの種)

8月20日、元肥を施し、育苗床をつくる。元肥として1m当たり完熟落葉堆肥1kg、油粕200g、発酵鶏糞200g、EMボカシ150gを箕のなかで混和し散布する。

(2区画、8条の播き溝をつくり播種する)

最後に畝の土を金属篩で篩い、土の塊や野菜屑、虫の幼虫などを取出す。長さ70cmの角材で畝を平らにし幅90cm×長さ3mの育苗床が出来上がる。

(覆土・散水後、防風ネットをベタ掛けする)

9月7日、2種類(極早生、紫玉ネギ)の種を苗床に播種する。先ず、長さ70cmの角材で育苗床の表面を平らに均す。

そして横方向に幅2cm×長さ80cm×深さ1cmの溝を10cm間隔で8条×2区画つくる。溝に約1cm間隔でスジ播きする。

篩で篩った土を薄く(2~3mm)覆土し、角材で苗床の土を鎮圧する。約6リットルの水をジョロで苗床全体に散水する。

苗床の乾燥を防止するため寒冷紗をベタ掛けする。播種時の気温23℃、深さ3cmの地温は21℃であった。

玉ネギの発芽適温は15~25℃、生育適温は12~17℃。播種後1週間で発芽が始まる。

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