菜園の草花:スノードロップとハナニラの開花

スノードロップという名前は、17世紀頃ヨーロッパの女性に人気だった耳飾りに由来している。学名のガランサスは、ギリシャ語のミルクと花を意味する。

(開花したスノードロップ)

その名の通り乳白色の可憐な花を咲かせる。一度植えてしまえば数年はそのままでよく、それほど手入れの必要もないことから、初心者に育てやすい花と言える。

(咲き始めた花壇のハナニラ)

寒さには非常に強く、暑さには若干弱い傾向がある。冬の間に芽を出し、早春に花を咲かせた後は初夏まで成長を続け、気温の高い夏場は休眠期に入る。

スノードロップの球根には、強い毒性を持つアルカノイドも含まれており、体内に入ると下痢や嘔吐・めまいなどの症状が出る。

3年前までは花壇にたくさんの株があった。繁殖力が強いので、花壇の株を廃棄し、数株を空地に植えている。スノードロップの花言葉は「希望」「慰め」。

白い花は、新型コロナウイルスの恐怖心で滅入っている心を慰めてくれる。ハナニラは、花壇に植えっぱなしにしておいても、春に青色からピンク、白の星形の花を咲かせる。

非常に丈夫で手間いらずの植物である。菜園には花壇に白い花を咲かせるハナニラが1株植えている。3月18日から3cmほどの星型の花が開花した。白い清楚な花である。

花言葉の「悲しい別れ」、憂いを秘めたような白い花色が、どこか物悲しい印象を与えることに由来するといわれている。

毎年どんどん増えるので、球根を堀上廃棄することも必要となる(2021年3月20日作成)。

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