2月3日の節分で一年で最も寒い大寒が終わり、2月4日から2月18日まで立春となる。梅も開花し日差しも少しずつ強くなるが、まだ厳しい寒さが続くのが2月である。
(2月1日に初雪が積もる)
2月はまだ寒波が居座り、寒さが続く。自然には逆らえないので、気温の上昇を待って農作業を行なうこととしたい。
2月の主な農作業は夏野菜の土づくり、イチゴの追肥とマルチング、スティックダイコンの播種(2回目)、ジャガイモの畝づくり、長ネギの播種などを行う。
2月は気温が低いので、播種する野菜の発芽適温と生育適温を維持するためにPOフィルムのトンネル内で育苗する。
1.土づくり・畝づくり
1月に引き続き夏野菜の土づくりを行う。
①土づくり(天地返し):スティックブロッコリー(下旬)
➁土づくり(2):ナス(深溝落葉)、ミニトマト(深溝落葉)(中旬~下旬)
③畝づくり:ジャガイモ、長ネギ、春播きニンジン(中旬~下旬)
④踏込温床の発酵・温床づくり:ミニトマト・唐辛子、サツマイモ(中旬~下旬)
2.播種・植え付け
春野菜のスティックダイコンの播種(2回目)、長ネギ、春播き人参を育苗床に播種する。
①スティックダイコン2回目の播種(中旬:直播き、POトンネル栽培)
➁長ネギ播種(中旬:育苗床に直播き、POトンネル栽培)
③春播き人参(中旬:POトンネル)
④ミニトマト、唐辛子の芽だし(下旬:体温芽だし)
3.その他の手入
イチゴの追肥と黒マルチ張り、玉ネギの3回目の追肥、そら豆の摘芯を行う。
①イチゴの追肥・黒マルチング(上旬)
➁ ミニトマトの踏込み温床の発酵(中旬)
③玉ネギの3回目の追肥(中旬~下旬)
④そら豆の除草・摘芯(中旬~下旬)
⑤スナップエンドウの除草(中旬~下旬)
➅ヤマイモ貯蔵(中旬~下旬)
⑦グリーン堆肥づくり(上旬~下旬)
4.収穫
①冬ダイコン(2)、ほうれん草(5)(上旬~中旬)
5.撤収
①小松菜(8)、菜花、移植菜花(上旬~下旬)
➁秋播きほうれん草(3)(中旬~下旬)
2月も1月と同様厳しい寒波が続くと言われている。積雪や鳥害対策をきっちり行なう。黒マルチやビニールトンネルをきっちり張り野菜の生育適温を維持したい(2019年2月1日)。