6月29日に梅雨明けし、7月の大半は本格的な夏となる。例年の7月は雨が多く、さらに気温や湿度も高く病害虫が発生し易い月であるが、今年はどうなるか?
(カメムシとイモムシ)
カボチャのうどん粉病、トマトのダニ、ゴボウのアブラムシ、オクラのカメムシ、コンニャク・サトイモ・ヤマイモのイモムシ、ニンジンのキアゲハ幼虫の食害には特に気を付けたい。
7月に播種する野菜は夏播きキャベツとブロッコリー、植え付ける野菜はトウモロコシ(2)、秋キュウリ位である。
収穫を始める野菜は大玉トマト、オクラ、ゴーヤ、マクワウリ(1)、大玉スイカ。蔓ありインゲンと秋播きゴボウ、ズッキーニは撤収する。
1.土づくり・畝づくり
秋キュウリの畝づくり、夏播きキャベツ・ブロッコリーの苗床づくりをする。
①トウモロコシ(2)、秋キュウリの畝づくり(上旬)
➁夏播きキャベツ・ブロッコリーの苗床(中旬)
2.播種・植え付け
夏播きキャベツ、ブロッコリーを播種し、秋キュウリを植え付ける。
(1)播種
①夏播きキャベツ、ブロッコリー(中旬~下旬:苗床に直播き、またはポット)
(2)植付け
①トウモロコシ(2)(上旬~中旬)
➁秋キュウリ(中旬:黒マルチ)
3.その他の作業
長ネギの追肥、落花生の追肥・土寄せ、コンニャク・ショウガの追肥・土寄せ・敷藁、カボチャの交配、サトイモの追肥・土寄せなどを行う。
①落花生:追肥・1回目の土寄せ(上旬)
➁長ネギの追肥(2回目)、サトイモの追肥・土寄せ(2回目)(上旬~中旬)
③キュウリ・ナス・ピーマンの追肥(上旬~下旬)
④コンニャク・ショウガの2回目の追肥・土寄せ(中旬~下旬)
⑤カボチャの2回目の追肥、交配、下敷き・玉直し(中旬~下旬)
➅キュウリ・ナス・ピーマン・コンニャクの敷き藁(中旬~下旬)
4.収穫を始める野菜
以下の夏野菜の収穫が始まる。
①大玉トマト(上旬)
➁ゴーヤ、オクラ、マクワウリ(1)、大玉スイカ、秋播きゴボウ、中玉スイカ(中旬~下旬)
5.撤収する野菜
以下の野菜を撤収する。
①枝豆(中~下旬)
➁蔓ありインゲン、ズッキーニ(中旬~下旬)
こまめな防虫剤の散布や害虫捕殺で夏野菜の食害を防ぎたい。干ばつ対策として敷藁や堆肥施肥、潅水をしっかりしたい(2018年7月1日)。