今年も長ネギ（１本ネギ：自家製種）の栽培を続ける。２０１８年２月５日、苗床予定地に米糠を散布しシャベルで深く耕す。２月９日、元肥を施し温床をつくる。
２月１４日、種の浸水処理（常温）を始める。２月１８日、苗床に自家製種を播種する。
４．苗床に播種（２月１８日）
２月１４日、発芽率を向上させるために種の浸水処理を始める。２月１８日、長ネギの種を苗床（幅７５ｃｍ×長さ約３ｍ）に播種する。
（苗床に長ネギを播種する）
浸水処理した種の水をペーパーで拭き取り、新聞紙上に広げ風の当たらない場所で乾燥させる。乾燥しないと指に種が付いて上手く播種出来ない。
５日間の浸水処理（常温）で１０～２０粒の種が出芽している。幅７５ｃｍ×長さ３ｍの苗床に長さ７０ｃｍの角材で条間約１０ｃｍ×幅１．５ｃｍ×深さ１．５ｃｍの播き溝を６条つくる。
株間１～２ｃｍ程度を目安として種を播く。播き終ったら篩で篩った畑の土で、１～１．５ｃｍ覆土する。覆土した播き溝を角材で強く鎮圧する。
ジョロで約１０リットルの水を苗床全体に散水する。播種時の気温は８℃、苗床の地温（深さ３ｃｍ）は１１℃であった。ネギの発芽温度は４℃～３５℃と広い。
発芽適温は１５～２５℃。苗床に不織布をベタ掛けしポリフィルムトンネルで覆う。播種後１０日程度で発芽すると考えている。
長ネギは草丈が３０～５０ｃｍになるまで苗床で育苗する。苗の定植は５月中旬から下旬を予定している。