8月は、秋冬野菜の播種・植付けの準備をする月である。秋冬野菜を播種・植え付ける9月の1カ月前に、元肥(堆肥、有機肥料)を施し、土づくりをする。
8月に播種する野菜はホウレン草、シュンギク。植え付ける野菜はキャベツ、ブロッコリー、秋ジャガなど。収穫を始める野菜は秋キュウリ。
1.土づくり・畝づくり
白菜とダイコン(青首、おでんダイコン)、シュンギクの土づくりをする。
➀シュンギク、秋ジャガ(上旬~中旬)
➁白菜、ダイコン(青首など)、ホウレン草(中旬~下旬)
2.播種・植え付け
ホウレン草、シュンギク、レタスを播種する。キャベツ、ブロッコリーを植え付ける。
(1)播種
①シュンギク(中旬~下旬:直播き)
➁秋ジャガ、ホウレン草(下旬:直播き)
(2)植付け
①キャベツ、ブロッコリー、レタス(下旬)
3.その他の作業
夏野菜の潅水、キュウリ・ピーマン・秋ナスの追肥、自家製種の採種などを行う。
➀秋キュウリの追肥(上旬)
➁落花生の除草(上旬)
➂秋ナスの追肥、トウモロコシの追肥・潅水(上旬~下旬)
➃カボチャ・マクワウリ・ゴーヤの採種(中旬~下旬)
⑤長ネギ3回目の追肥と土寄せ(中旬~下旬)
➅ サツマイモの蔓返し、キュウリ・ナス・ピーマン・シシトウ・サトイモの潅水(上旬~下旬)
4.収穫を始める野菜
以下の夏野菜の収穫が始まる。
➀マクワウリ(1,2)(中旬~下旬)
➁秋キュウリ(中旬~下旬)
5.撤収する野菜
以下の野菜を撤収する。
➀夏キュウリ、マクワウリ(1)、ミニトマト(1)(中旬~下旬)
今年も猛暑が続き干ばつが予想される。出来る限りの夏野菜の潅水を行い収量の維持に努めたい。
また秋冬野菜の成否は8月の土づくりで決まる、早朝の農作業で土づくりを行いたい(2021年8月1日)。