2017年12月12日、ナスの栽培予定地(キュウリの跡地)の天地返しを行う。2018年2月14日、畝の中心に深溝を掘り、乾燥落葉と米糠を投入する。
3月16日、深溝に元肥(1)を施す。4月6日、元肥を施し畝をつくり、黒マルチを張る。4月11日、畝をPOトンネルで覆う。
4月27日、購入苗5株(千両2号:接ぎ木)を植え付ける。5月6日、POフィルムから防虫ネットトンネル育苗に切り替える。
5月14日、本支柱を補強する合掌式支柱を立てる。5月18日、本支柱を立てる。5月28日、本支柱に3段の横棒を取り付ける。6月1日、開花が始まる。
6月9日、ナスの着果が始まる。本枝・側枝を3本に仕立てる。6月17日、千両2号の収穫を始める。6月24日、2回目の追肥を施す。伸びた側枝を支柱に結わえる。
7月1日、暑さと乾燥対策として黒マルチの上に麦藁を敷く。7月4日、本支柱に横棒を取り付け5段にする。7月6日、3回目の追肥を施す。伸びた側枝を支柱に結わえる。
7月15日、4回目の追肥を施す。7月27日、台風12号の強風対策で防虫ネットを張り巡らす。7月31日、5回目の追肥を施す。8月6日、ナスの収穫最盛期を迎える。
8月11日、6回目の追肥を施す。8月21日、7回目の追肥を施す。8月30日、秋ナスの追肥を始める。9月6日、秋ナスに2回目の追肥をする。
9月12日、秋ナスに3回目の追肥をする。9月22日、秋ナスに4回目の追肥をする。9月26日、垂直支柱の天辺に横棒を取り付け6段にする。
10月2日、台風24号で倒れた秋ナスを元に戻し5回目の追肥を施す。10月10日、秋ナスに6回目の追肥を施す。
11月1日、11個収穫する。木に生っているナスの実は数個となる。11月21日、新しい実が大きくならないので秋ナスを撤収する。
29.秋ナスの撤収(11月21日)
11月21日、新しい実が大きくならないので秋ナスを撤収する。先ず袋掛けのポリ袋を全て取り去る。続いて垂直支柱に取り付けたや誘引用ポリ紐を鎌で切り回収する。
(割れや歪なナスしか出来ないので撤収する)
次にナスの枝を剪定ハサミで切り空き地に運び天日乾燥する。竹支柱、篠竹横支柱を取り外し再利用するために束ねる。
最後に5株の株元をノコギリで切り取り、黒マルチを回収する。根はシャベルで掘り上げ、ネコブ病には罹っていないかをチェックする。
ネコブ病には罹っておらず立派な根をしている(根の深さ70cm、横張り)
。今年のナス栽培は、台風の強風に煽られたが過去最高の収穫数を記録した。
今年の1株当たりの収穫数は120個(17年91個、16年112個、15年93個)と大幅な増収となる。
栽培上のトピックスは
①草勢が強く、虫害も少なかった。ほとんど病気に罹らなかった。
➁袋掛けで肌のきれいで甘いナスが得られた(顧客に好評であった)。
③10月の台風24号で合掌式支柱が倒れる被害に遭う。
④台風の影響で11月に入るとナスの実が肥大することは無かった。
⑤根の発達は著しく、ネコブ病には罹っていなかった。
などが挙げられる。